今、この文を書くに当たって、常に机の中に入っている的場中の生徒会誌と文集を取り出して見ています。
 「この生徒会誌はこの先の人生で何回か見直すことがあるでしょう。卒業したてであれば当然十五歳。五年後であれば二十歳、十五年後であれば三十歳、ひょっとしたらもっと先かもしれません。さて、この文を読んでいるみなさんの現在は何歳で、この生徒会誌を見てどのようなことを考え、思い出し、懐かしんでいるのでしょう。そんな未来のことを現在の先生は想像し、楽しみにしているのです。それが幸せな思い出であることを願って…。」
 以上が生徒会誌に載っていた先生からのメッセージです。五年経ちました。どうですか?どこに住んでいますか?学生ですか?働いてますか?そんなことを考えながら色々なことを思い出しています。
 本来であれば、皆と顔を合わせる機会があったのかもしれません。けれどもまたいつか、そんな日が来ることを願いつつ、皆の幸せと輝かしい未来を願っています。

的場中(現潮光中)菊池功