港中学校2015年度卒業生のみなさん ご成人おめでとうございます。
 このコロナ禍で晴れの成人式は中止とのこと。あまりにも残念ではありますが、みなさんにメッセージを送らせていただける貴重な機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
卒業式からはや5年。時が経つのは速いものですね。久しぶりに卒アルをめくってこの文を打っていますが、笑顔はじける写真に懐かしい思い出が次々と蘇ります。MSG・CTGGなんていう港用語は今でも覚えていますか?
 私はみなさんが入学してから昨春まで、7年港中に勤務させていただきました。みなさんが卒業してから、街で出会ったり、新聞紙上で活躍の様子を知る度にとても嬉しく思っていましたが、みなさんの可愛い弟・妹に授業で多く関わらせてもらい、『姉ちゃん元気か?』、『兄貴はちゃんと…』などとつぶさにリサーチ(アフターケア… 子離れできない親?)していました。
 さて、いよいよ大人の仲間入りですね。とはいえ、ほとんどの人が将来への夢にはまだまだ道半ばだと思います。でも、自分の人生は自分で作れるのですから、一度きりの人生、より楽しく、より幸せに生きるために道を切り開いて行ってください。
 よく、“自覚”や“責任”といいますが、困ったときや道を外れそうになった時、誰に決められるでもなく、自分に『これでいいのか?』と問い、自分の意志で決定して進んでほしいです。みなさんが卒業する際に『騙す方にはならないだろうから、騙されないか心配』と言った親バカな担任ですが、それくらい信じて期待していました。
 今後も、さらに成長したみなさんに会う機会が多くあったら嬉しいです。それがわたしの些細ながら最高の楽しみです。

港中(現巴中)太田賢紀