
港中学校2017年度卒業生のみんな。 二十歳おめでとう。
みんなの港中卒業後は、みんなの弟・妹に様子を聞いたり、新聞記事をチェック、高校の先生など周囲の人からうかがったりと様子を気にかけていました。進学先では部活で活躍した人も多く、キャプテンを務めた人や全道制覇でインターハイに出場した人もいたことを嬉しく感じていました。
でも、あまり情報が聞こえてこない人たちも、きっとそれぞれの持ち場でいい味を出しているのだろうなぁと。そういった人が多かったのも港2017メンバーズ。いつかどこかで出会ったら話を聞けたらいいなと、いまでも楽しみにしているところです。
この文を書くこととなり、懐かしく久々に卒アルを開いてみたら…。
うっ!メンバーが濃い。スタミナラーメンにニンニクマシマシ、追い背油みたいだ。
えっ、誰!?「私はそんなじゃない!」なんて言っている人は。いやいや、みんな3-2という丼のなかで個性あふれる味を存分に出してたことは忘れていませんよ。う~ん、今なら体が持たないかも…。
でも、当時はみんなから毎日エネルギーを分けてもらいながら本当に楽しく過ごしていました。懐かしい思い出も山ほどあります。
みんなが2年生のとき。私が“体育祭で勝ったことがない”という噂(事実)が広がり、“オオタの黒歴史”を打破する!と、もの凄い結束で勝利。その熱量にたまげました。
でも、あとで思ったのは“学校祭の合唱も勝ったことない(事実)”と、もっと声を大に言えばよかった…。
部活もホントに頑張ってたなぁ。どの部も魅力あふれるメンバー揃い。野球、サッカー、バレー、バスケ、テニス。苦労話もいっぱい聞いたし、試合があると聞けばよく見にも行ったが、私が行くと負けるという認めたくないけど恐ろしいジンクス(事実)は何だったのだ!?
2年間担任させてもらい唯一の後悔は、我が娘と同い年のみんなの卒業式出席を優先したことかな(笑)。
さて、この晴れの場面でもみんなに授けるような立派な言葉もないのですが、今後もみんなが元気に活躍する様子を知る機会が多くあったら嬉しく、そのことを我が事の様に喜びたいなと思っています。それがわたしの些細ながら最高の楽しみです。みんな二十歳ということで既に働いている人と現在大学生でしょうか。目まぐるしく動き、数年後はどうなるんだろう?と案ずるような世の中ですが、みんなの持っているエネルギーならそれをきっと乗り越えていけるのだろうと期待しています。
とにかく、健康(肉体的、精神的、社会的に良好な状態)には留意して頑張ってくださいね。
港中(現・巴中) 太田 賢紀