二十歳を迎える皆さんへ
みんな、元気に過ごしていますか。みんなと直接関わったのは、ほんの1年間に過ぎなかったですね。明るく前向きで、やるべきことに全力で向き合い、協調することができる。周りの人の気持ちを察してさりげない配慮ができる生徒たち。これが2019年4月当時のみんなに対する印象でした。1年間過ごして、この思いは全然変わりませんでした。むしろ、自分が思っていた以上の生徒たちだった、と感じたことを覚えています。
中学校を卒業して、それぞれが自分の選んだ道に進んだと思いますが、当時はコロナウィルスが世界中で流行していた時期です。やりたかったことができないことが多く、制限や制約の多い状況でしたね。自分事として考えてみると10代の感受性豊かな時期にこのような状況に置かれることは、とてもきつい体験だったのかと思います。それでも前を向き、少しずつ自分のめざす道に向かっていくみんなの姿は想像することができました。
みんなの学年の目標は、「なりうる最高の学年をめざす」でしたね。集団として、個人として、「なりうる最高の人」をめざし、いままでも、これからも自分の成長を楽しみながら、素敵な人になってくれるとうれしいです。皆さんのこれからの活躍に期待しています。
深堀中(現:鱒川中)
小川 雅範