湯川中学校を卒業された皆様へ

二十歳を迎えられた皆さん、この度は誠におめでとうございます。そしてお久しぶりですね。中学校卒業後、それぞれどのような生活を送っていたでしょうか。

みなさんとの思い出は色々とありますが、特に心に残っているのは「卒業式」です。みなさんの卒業式は、新型コロナの影響を受けて、特別な形で行われ、従来の卒業式とは違ったお別れをしました。それがすごく悔しく、残念な思いが今でも強く残っています。その時の分も、5年ぶりに再会した同級生と心行くまでお祝いしましょう。

さて、二十歳を迎えたということは、これからは何らかの形で社会に貢献する人たちになっていくということですから、さらに自分を成長させていかなければなりません。しかし、二十歳になったからといって、突然一人前になるわけではありません。様々な人と出会い、経験を積むことで少しずつ成長していくことを忘れないでください。いつかまた、成長した皆さんと再会できることを願っています。

湯川中(現:赤川中)
斉藤 亘

湯川中学校を卒業された皆様へ

二十歳を迎えられた皆さん、おめでとうございます。きっと年を重ねていく中で、困難に直面したり、成功を収めたりすることがたくさんあったのではないでしょうか。そうしてどんどん成長しているのでしょう。

みんなのことを思い出した時、一番初めに浮かんだのは文化祭で歌った「群青」でした。実は、私が現在勤務している学校祭の全校合唱で、今年歌ったのも「群青」です。そういえばみんなが二十歳になる年だったなぁと、胸にこみ上げるものがありました。そして、当時のことが鮮明に思い出されたのです。

卒業式の日、コロナウイルスの影響により、10分だけ、みんなと過ごせる時間がありました。その時間に感謝と、絶対に伝えたいことを必死に込めた記憶があります。そう、こんなことを伝えたかったのです。

きっとまた会おう あの街で会おう 僕らの約束は
消えはしない 群青の絆 また会おう 群青の街で

みんなと過ごした3年間が、とっても大好きでした。心からありがとう。
みんなが過ごす未来を、ずっと応援しています。感謝しきれません。

湯川中(現:野田生中)
猪股 正貴